ひとり旅好きの日常絵日記

50代後半、ひとり旅や美味しいお店、感じたことを綴っています。絵も描いてます🤗

埼玉 小江戸川越① 醤油工場 2023/3/31

 

 

17日目筋トレ完了👍

2週間と3日

スクワット2種を各30回、

クランチ30回、

プランク1分10秒

簡単筋トレメニューです🤗

 

 

道中のクロッカスも咲き始めました😃

 

 

1.川越の金笛醤油 工場見学へ

 

埼玉の小江戸と呼ばれる観光地

川越にある醤油工場を

見学して来ました🤗

 

たまたま蔵で作る木桶仕込みの

醤油会社で作り方を読み、

詳しく知りたくなったのでした🤗

 

行ったのは川越駅からバスで20分の

金笛醤油さん✨

 

kinbue.jp

 

トップ -金笛しょうゆパーク

見学用のサイト

 

見学サイトがパークとつく名前だったので

小さなテーマパークを想像していましたが、

ちゃんと普通の醤油工場でした😆

 

 

金笛醤油入口のレストラン

 

予約もサイトから出来ますが、

1日3回の決められた見学時間に

平日ならば現地集合すれば

参加できるようです。

この日は私を含め合計10名

朝10:30amの回に参加しました😃

 

 

2.醤油が出来るまでの道のり

 

無添加醤油の原材料は、

蒸した大豆

炒った小麦

塩水の3種のみ☝️

 

大豆に荒めに砕いた小麦を合わせ

麹菌を振りかけて麹の素を作り、

室温30℃、湿度100%に

温度管理をした麹室こうじむろ

で寝かせます😴

 

2、3日目に固まって来る麹を

1日2回細かく崩すことで

発熱して高温になり🥵

納豆菌が生えるのを防ぎます☝️

 

このため醤油作りをする人は

納豆を食べないそうです😱

 

こうして出来上がった麹に

塩水を加えて混ぜ、

杉の木🌲で出来た木桶に仕込み

熟成させて諸味もろみへと

変化していきます🧐

 

木桶の中で色を変えていく諸味 工場外には木桶の見本が😀

 

2.4x2.7mの木桶に入った室内では、

こちらの工場は室温管理はせず、

自然に任せておくそうです✨

 

熟成は暑い夏は早く

寒い冬は遅くなり、

夏は汗だくになりながら

諸味をかき混ぜるそうです😭

 

醗酵が進み熟成されると

ろふくと言う布に諸味を塗り

四隅を折りたたんで、

 

 

重ねていき3日かけて圧搾しながら

搾り出します。

 

40t、30tで圧搾!

 

絞り終わったカスは

肥料などに少しずつ混ぜて

利用されるそうです🤗

 

食物繊維って感じの絞りカスたち

 

こうして絞って出来たものを

きあげ醤油と呼びます✨

 

一般の醤油は火入れをして

色、味、香りを整え、

ろ過して不純物を取り除いて

お醤油となります✨

 

金笛醤油さんは230年の歴史で

培われた伝統的手法を

守り続けているそうです✨

 

 

3.和食の基本は日本独自の麹菌から

 

醤油の始まりは鎌倉時代に

中国から戻った仏教の僧侶が

味噌の製法を持ち帰り、

作った味噌樽の底に溜まった

液体が始まりのようです。

室町時代に現在の醤油に近い

調味料の記載がされた文献が

残されているそうです🧐

 

一番興味深かったのが

醤油や味噌作りに欠かせない

麹菌の存在✨

 

食べられる菌と表現をされる

ところが多いですね😃

カビの一種ですが、

人体に毒性のないもので

食材を分解して

酵素を生み出し、

それが味や香りを作っている✨

 

麹菌があってこそ

大豆も小麦も旨味になる✨

旨味成分の素🗝️

 

そしてこの麹菌は

日本特有の菌✨だそうで

地域によってもまた違い、

各地のしょうゆ蔵では

外から入って来た麹菌が

長い年月をかけて

蔵内部に棲みつき、

その土地ならではの

味になるそうです🤩

 

九州の醤油は東北では作れない☝️

その逆もまたしかり☝️

どうりで地域によって

味が違うわけです🤔

 

お刺身や納豆パックについている

和食屋に行けばテーブルに置いてある

おなじみのお醤油ですが、

改めて知ると日本の土壌が産んだ

大切な地域食だったのでした🤩

 

自動化され大量生産されたものも

ニーズに沿って必要なものでしょう🤔

 

しかしそんなしょうゆ蔵が

減少して行く中でも

その土地の麹菌と

呼吸を合わせるように

伝統手法を守っている

しょうゆ蔵も各地で

1,100蔵程あるそうです🌈

 

こちら金笛醤油さんの

3年熟成させたお醤油

「常若」とこわかを

買ってみました。

 

3年熟成の濃口醤油 常若とこわか

 

川越産の大豆と小麦に

使った木桶も埼玉産の木材

という正に現地産づくしの

お醤油です🌈

 

3年熟成の濃口醤油なので

深くて強い味を想像していた

のですが、柔らかい塩味で

思いの外スッキリしていて

でもしっかり味わい深い😍

何にでも合いそう😍

 

よくある卵と醤油をかけた

釜玉うどん😍

シンプルですが美味しいですね😋

 

これの温麺でそうめん版が

合いそうな感じでした🤗

 

じっくりと手間と時間をかけて

作られた深い味わいのお醤油は

いつもの食事をバージョンアップ

してくれることは間違いなさそう👍

 

金笛醤油さんの商品店舗は

小江戸川越の大通りにもあります🤗

 

こちらのお醤油を使った

バウムクーヘン木桶

バウムしょうゆ味も

ほんのり醤油の甘味が感じられて

美味しかったです👍

 

クロッカスの絵

 

帰りに小江戸散策もしたので

そちらは次回投稿します🤗