再度愛知の盆踊りのご紹介です🤗
1.愛知県新城市の大海の放下(ほうか)盆踊り
豊橋の上の奥三河にある
新城市のお盆行事です。
お腹には太鼓、背中には
3mの大団扇を取り付けて
屈みながら踊ります😱
戦国時代の戦乱の時期に
寺を追われた僧侶達が
生活の糧を得るために
芸をしながら放浪した
念仏踊りが奥三河に根付いた
のが始まりだそうです🤔
どこを行くにも徒歩だった
昔、広く各地を歩いて
回ったであろう彼らの芸が
この地で受け入れられた
と言うことでしょうか🤔
昔、大きな災害などがあり
人々の沈んだ気持ちを打ち払う
という意味でうちわを使うようになり
段々と大きくなったそうです。
泉昌寺と言うお寺から始まり
通りで踊り、こちらでも
初盆を迎えた家を
複数の歌い手の歌に合わせて
踊って回ります。
重い太鼓とうちわを背負っての
地味な踊りですが、
笛の音と歌声に合わせて
揺れる大きなうちわが
悲しみを振り払って
くれるようです。
こういう粛々とした踊りも
お祭りと違って
盆踊りらしさのように
感じました😊
2.静岡県浜松市の滝沢の放歌踊り
こちらは遠州、静岡の念仏踊りですが
先の大海の放下から伝わったもので
お盆にお寺で行われる行事です。
こちらでは形式が全く異なり
床に置いた太鼓を踊りながら叩き
大きなドラも加わるので
雰囲気が少し明るい印象です。
やはり動作は派手ではありませんが
バンザイの形からバチを打ち下ろしたり
静かなハーフターンをしたり😀
背中にも赤いリボンを付けていて
演出性が高いようです😊
と思っていたらラストに
太鼓の紐を肩にかけて踊り始め
おかめとひょっとこも登場😲
ひょっとこは大きなうちわを持って
振り回し、おかめも扇子を持って
仰ぐような動作をします🆙
こちらは見物客を楽しませる
ためだと思いますが、
やはり沈んだ気を明るく振り払う
意味があるのかな、と思いました😀
同じお寺で行う念仏踊りでも
やはり地域によって
違いが出るのですね🤗
長い年月伝えられて来た
お祭りも盆踊りも
地域色が色濃く出ていて面白い😀
伝統行事であると同時に
地域の人や訪れる人を
楽しませて来た
大切なイベントなのですね✨👍