ひとり好きの旅と日常絵日記

50代後半、ひとり旅や美味しいお店、感じたことを綴っています。絵も描いてます🤗

各地の盆踊り⑦大海ほうか、滝沢の放歌踊り 2023/2/8

 

再度愛知の盆踊りのご紹介です🤗

 

1.愛知県新城市の大海の放下(ほうか)盆踊り

 

豊橋の上の奥三河にある

新城市のお盆行事です。

 

お腹には太鼓、背中には

3mの大団扇を取り付けて

屈みながら踊ります😱

 

大海の放下の太鼓踊りの絵

 

戦国時代の戦乱の時期に

寺を追われた僧侶達が

生活の糧を得るために

芸をしながら放浪した

念仏踊りが奥三河に根付いた

のが始まりだそうです🤔

 

どこを行くにも徒歩だった

昔、広く各地を歩いて

回ったであろう彼らの芸が

この地で受け入れられた

と言うことでしょうか🤔

 

昔、大きな災害などがあり

人々の沈んだ気持ちを打ち払う

という意味でうちわを使うようになり

段々と大きくなったそうです。

 

泉昌寺と言うお寺から始まり

通りで踊り、こちらでも

初盆を迎えた家を

複数の歌い手の歌に合わせて

踊って回ります。

 

重い太鼓とうちわを背負っての

地味な踊りですが、

笛の音と歌声に合わせて

揺れる大きなうちわが

悲しみを振り払って

くれるようです。

 

こういう粛々とした踊りも

お祭りと違って

盆踊りらしさのように

感じました😊

 

 

 

2.静岡県浜松市の滝沢の放歌踊り

 

こちらは遠州、静岡の念仏踊りですが

先の大海の放下から伝わったもので

お盆にお寺で行われる行事です。

 

こちらでは形式が全く異なり

床に置いた太鼓を踊りながら叩き

大きなドラも加わるので

雰囲気が少し明るい印象です。

 

やはり動作は派手ではありませんが

バンザイの形からバチを打ち下ろしたり

静かなハーフターンをしたり😀

背中にも赤いリボンを付けていて

演出性が高いようです😊

 

と思っていたらラストに

太鼓の紐を肩にかけて踊り始め

おかめとひょっとこも登場😲

 

ひょっとこは大きなうちわを持って

振り回し、おかめも扇子を持って

仰ぐような動作をします🆙

 

こちらは見物客を楽しませる

ためだと思いますが、

やはり沈んだ気を明るく振り払う

意味があるのかな、と思いました😀

 

同じお寺で行う念仏踊りでも

やはり地域によって

違いが出るのですね🤗

 

長い年月伝えられて来た

お祭りも盆踊りも

地域色が色濃く出ていて面白い😀

 

伝統行事であると同時に

地域の人や訪れる人を

楽しませて来た

大切なイベントなのですね✨👍

 

この日は仲良しカモが😀