前回行った図書館で
偶然竹久夢二の絵を見て
久しぶりに和装の女性の
美しさを感じました✨
そこで見つけたチラシに
気になる和装の女性と題名が👀
地味めな着物にメガネをかけた
キリリとした女性で
題名が「真美人」✨👓👘
気になってこれを描いた画家
楊洲周延(ちかのぶ)🤔さんを
調べたら江戸時代から明治の
幕末の時代に活躍した
浮世絵師だと知り俄然興味が🤩
江戸時代は越後高田藩の
藩士の子息👦🏻
現在の新潟県上越市の出身の
武士の子だったのですね🤔
そこで個展をやっている川崎の
ギャラリーに行ってきました🤗
地図を見ると川崎駅すぐの場所に
位置していて駅近くに
ギャラリーなんてあったっけ?🙄
と遠い記憶を辿りつつ
川崎に着くと変貌ぶりにびっくり😲
しばらく行かなかった数年の間に
すっかり整備されて垢抜けて
キレイになっているではありませんか😵
以前の面影を残すビルが
ちらほらあるものの
全く別の街のようになっていました😮
横浜は行っても川崎は素通りしていた
私のような方は一度行かれると驚きます😅
以前は映画を観によく通っていたのですが
いやはや驚きながらおのぼりさん状態で
キョロキョロしてしまった👀😲👀😆
これはこれで楽しかったです👍
ギャラリーはJR川崎駅北口の
すぐ横にあるリバークという
駅前ビルの3階にありました。
小さいギャラリーを想像していたら
結構広くて展示数も多かった🤩
撮影禁止だったので
作品の写真は撮れませんでしたが
ギャラリーのサイトには
沢山絵が出てきますので
リンク先を貼っておきます。
個展期間は2/5(日)までで
入館料は500円
月曜日が休館日です☝️
浮世絵は役者や美人画、風景画などが
ありますが、やはりその時代の
風俗がよく分かってとても面白かった😊
お正月に羽子板を突いている絵の
着物の柄や髪飾りに松竹梅などの
縁起物があったり、
植木屋で枝垂れ梅の木に
福寿草を植えた鉢植えが売られていたり🧐
昔は縁起物としてお正月に
梅と福寿草を飾っていたそうです🤔
亀戸天神で梅見物の女性が
やはり縁起物の枝に刺した繭玉を
手に持って、着物の上に
レースのショールを羽織っていたり😀
雪の降る中を歩く女性の
着物の柄が雪の結晶だったり、
その奥には人力車が走っていたり👀
室内の様子にも調度品などから
その時代の風俗が垣間見えて
とても勉強になりました😀
ちなみに気になっていた
題名「真美人」は、
明治期に西洋文化が取り込まれて
着物や髪型が和装から
洋装に変わってきた時期の
様々な年代や立場の
女性の風俗を表現したものでした😊
このシリーズだけでも
見応えがあってとても面白いです😀
他に面白かったのが
江戸時代の大奥での
色々な行事の絵があったこと👀
今で言うイベントが書かれた
年中行事のリストなどもあって、
沢山書かれていて面白かった😄
巨大な鏡餅を大勢が御輿のように
いくつも行列を作って
担いで行った絵があって
何だろう?と説明を読むと
正月に諸大名から献上された
鏡餅でした😵
これをお汁粉にして
午後に行列の人達に振舞って
お女中さん達にも配られたようです。
今見ると当時の面白い一コマですが
諸大名は大変だったろうなぁ
などと思ったのでした🤔
絵と説明文で江戸時代の風習が
よく分かりました🤗
また上級の位の女性達は
特別な行事の時は
祝い用の着物に
宮中の女性のような髪型を
していたようでした。
雛飾り🎎のお雛様みたいな髪型で
「おすべらかし」と言うそうで
上流階級では結んだ髪を
下におろすのが正式だったようです。
更に明治に入ってから
男性は断髪にし、女性は
結うのが大変だった日本髪を
自分でも簡単にセットできる
髪型が奨励され、
普及して行ったようでした🧐
和装にも洋装にも合う
髪型が取り入れたれて、
ポニーテールを三つ編みして
電車の吊り革みたいな😅
輪っかにしたり、
後ろでお団子を作った
夜会巻きが流行したそうです😊
ちなみにこの日の帰りの電車で
スーツを着た中年の男性が
この夜会巻きをしていて
二度見してしまった😆
長髪なのでしょうか、
でも個性的でカッコ良かったです👍
それから明治期に廃刀令が出てから後
刀職人が彫金技術を磨いて
指輪などの宝飾品加工💍の
仕事を始めたらしいことも
初めて知りました🤔
しかし着物の絞り模様や
麻の葉の刺子模様、細かい絵柄などが
丹念に描かれていて素晴らしかった🥰
キモノの着こなしは柄 on 柄🌸🌿🌼☘️
微妙な色違いや大胆な組み合わせを楽しんだ
これが日本のおしゃれだったのですね🤗