昨年の6月に花手水を見たくて
訪れた鎌倉の一条恵観山荘(えかんさんそう)。
北鎌倉から歩いて行ったように
記憶していたのですが、以前投稿した
報国寺の近くにあって、
鎌倉からバスの道でした🤔
脳の記憶とはこのようなものです😓
ここは京都の西賀茂にあった元皇族
一条家の別邸の離れを鎌倉に移築した
茶室で、庭も同じように
配置されているそうです😲


和風庭園と言えば、お寺や
大きい公園などでも見られますが、
建物も茶室なので小さく
同じく小さい前庭も
要所要所に計算された
美しさがあり、
また違った趣がありました。


門をくぐると至る所に花手水が置いてあり
新緑の頃のお庭を効果的に彩っていました🥰






茶室の中は、建物見学会が開催される日に
予約をすると着物を着た男性が
詳しい説明をして下さり、室内の写真も
撮らせてもらえます😊
こちらのご当主の一条さん
相当に風流な方で建物内部の柱や
天井の素材、障子や襖のデザインなど
凝りまくっています😲
ちなみに踏んではいけないと言われる
畳の縁は畳縁たたみべりと言うのも
確か教えてもらったのに忘れて😅
また今回調べて知りました😆
このタタミべりが絹で出来たもので
もはや踏めない😂
更に天井に使った板の素材が
全部違う木材だとか🧐
細かったり太かったりする
元の形をあえて生かして使ったりとか🧐
物入れの小さな引き戸の絵柄を
当日のお天気に合わせて変えたりとか😳
襖の引き戸の取手が月の文字になっていて
他の部分で太陽を表すなどで
空を表現したりとか😳


ここでの詳しい説明を聞かなければ
絶対に分からない😅
当時のお公家さん達の雅で風流な遊びを
垣間見ることが出来た貴重な見学会でした。
招かれた方達でこれに気づかれる人も
居たのでしょうねぇ😌
前庭は小さいですが、
室内から丁度よく見えるように
植物が植えられているそうで
特に秋が美しいそうです😊
この他にも小川が流れる場所があったり、
ちょっとした坂道があって下って行けたり
見所が満載の場所でした😀
施設内にはお抹茶をいただける
和カフェも併設されていて
場所柄少し並びますが、
そちらの窓からの景色も
とても美しかったです🤗
現在はメンテナンス中で
2023年は、1/13(金)から開園、
見学会は1/28(土)からのようです🤗
日常を離れて風流に浸るのも
時には良いですね😀
今年も残り1日となりましたが
体調に気をつけて、
元気に新年を迎えたいですね😊