ひとり好きの旅と日常絵日記

50代後半、ひとり旅や美味しいお店、感じたことを綴っています。絵も描いてます🤗

鎌倉 一条恵観山荘を訪れて 2022/12/30

昨年の6月に花手水を見たくて

訪れた鎌倉の一条恵観山荘(えかんさんそう)。

 

ekan-sanso.jp

 

北鎌倉から歩いて行ったように

記憶していたのですが、以前投稿した

報国寺の近くにあって、

鎌倉からバスの道でした🤔

脳の記憶とはこのようなものです😓

 

ここは京都の西賀茂にあった元皇族

一条家の別邸の離れを鎌倉に移築した

茶室で、庭も同じように

配置されているそうです😲

 

 

和風庭園と言えば、お寺や

大きい公園などでも見られますが、

建物も茶室なので小さく

同じく小さい前庭も

要所要所に計算された

美しさがあり、

また違った趣がありました。

 

 

 

門をくぐると至る所に花手水が置いてあり

新緑の頃のお庭を効果的に彩っていました🥰

 

これは建物の入り口に😊

 

 

 

 

茶室の中は、建物見学会が開催される日に

予約をすると着物を着た男性が

詳しい説明をして下さり、室内の写真も

撮らせてもらえます😊

 

こちらのご当主の一条さん

相当に風流な方で建物内部の柱や

天井の素材、障子や襖のデザインなど

凝りまくっています😲

 

ちなみに踏んではいけないと言われる

畳の縁は畳縁たたみべりと言うのも

確か教えてもらったのに忘れて😅

また今回調べて知りました😆

 

このタタミべりが絹で出来たもので

もはや踏めない😂

 

更に天井に使った板の素材が

全部違う木材だとか🧐

細かったり太かったりする

元の形をあえて生かして使ったりとか🧐

物入れの小さな引き戸の絵柄を

当日のお天気に合わせて変えたりとか😳

襖の引き戸の取手が月の文字になっていて

他の部分で太陽を表すなどで

空を表現したりとか😳

 



 

ここでの詳しい説明を聞かなければ

絶対に分からない😅

 

当時のお公家さん達の雅で風流な遊びを

垣間見ることが出来た貴重な見学会でした。

 

招かれた方達でこれに気づかれる人も

居たのでしょうねぇ😌

 

前庭は小さいですが、

室内から丁度よく見えるように

植物が植えられているそうで

特に秋が美しいそうです😊

 

この他にも小川が流れる場所があったり、

ちょっとした坂道があって下って行けたり

見所が満載の場所でした😀

 

施設内にはお抹茶をいただける

和カフェも併設されていて

場所柄少し並びますが、

そちらの窓からの景色も

とても美しかったです🤗

 

現在はメンテナンス中で

2023年は、1/13(金)から開園、

見学会は1/28(土)からのようです🤗

 

日常を離れて風流に浸るのも

時には良いですね😀

 

今年も残り1日となりましたが

体調に気をつけて、

元気に新年を迎えたいですね😊

 

梅の花が待ち遠しい😊