スイスの旅を終えて
列車でオーストリアへ向かいました。
(スイス旅行の記事です)
hitoritabibiyoli.hatenablog.jp
1.スイスからウィーンへ列車の旅
列車で国境を越えると言うのも
ヨーロッパならでは😀
スイスで乗った列車の中で
回ってきた係員にチケットと
パスポートを提示して
ハンコをもらい出発🚃
オーストリアの停車駅でも
降りずにそのまま座っていると
また係員が回ってきて
同じくパスポートを提出し、
ハンコをもらって終了💮
初めてなのでどんな感じか
ドキドキしていたら呆気ない😅
国境なんて人間が勝手に引いた線だ
と言うことをヨーロッパでは実感します。
この列車の中でたまたま若い男性が
同席しました👱🏻♂️
挨拶すると英語が堪能なオーストリア人で
営業の仕事でスイスに来ていて戻る道だ
と言っていました😊
この方がとても親切な方で
オーストリアのオススメの場所を
色々とメモしてくれたり教えてくれて
現地人の推薦だったので
とても参考になりました😊
しかももし時間があったら
家に遊びおいでよ!
家族で歓迎するよ😀と
実家の住所と電話番号までくれて😲
わぁ!オーストリアでも
現地の暮らしが見れるなんて
嬉しい!と思ったのですが、
同行者が「知らない人だし、
何か、ヤダ」と言うので
仕方なく断念😅
良さそうな人だったし、
ご家族も一緒のようだし、
こっちも二人だし、
と思ったのですが
確かに知らない人なので😅
でも何となく親切にしていただいて
そのままも何だし、と帰国してから
その節はお世話になりました、と
お礼の気持ちを書いて
クリスマスカードを送ってみたら
ちゃんと返事のカードが届いて
やはり誠実な方でした🥹
こんな出会いもヨーロッパの
列車の旅の醍醐味ですね😊
2.オーストリアは本当に音楽の国♬
ウィーン駅に着くと
ロングヘアの日本人女性が
声をかけてきました。
聞くとペンションを経営していて
宿が決まっていなければ
家に泊まりに来ない?と💁🏻♀️
こんな突撃セールスがあるのね!と
ビックリでしたが、
金額を聞いて妥当だったので
気に入らなければ
違うところを探そうと話して
ついて行きました。
こう言うのも楽しいものです😀
着いてみると部屋もとてもかわいい
可愛すぎる?😅感じでしたが
ここに決めました。
お城みたいだったペンション
1Fに降りると同じくキャッチされた
日本人数名が談笑していて
仲間になりました😀
ヨーロッパ中を回っている人も多く
色々な情報交換ができました。
中でもオペラを愛する男性が居て
その人がウィーンに来たら
絶対オペラを見なきゃ!と言うのです。
ソウルミュージックばかり聞いていたので
オペラとか無縁だった私。
だってオペラ聞いた事ないし
言葉がわからないと内容もわからないし🤷🏻♀️
と言うと初心者にお勧めする歌曲と言って
内容とチケットの取り方、
いつそれがやっているかも調べてくれて
それじゃあ本場に来た事だし、
行ってみるか!と連れと
初オペラにチャレンジ。
オススメの歌曲はモーツァルトの
「フィガロの結婚」
恋愛のドタバタ喜劇だったので
確かにわかりやすい内容でしたが
詳しい内容は忘れてしまいました😂
ただ印象に残っているのは、
伝統あるウィーン国立歌劇場で
本場のオーケストラの演奏で
迫力あるオペラを鑑賞したこと。
広々としたオペラハウスの景観と
始まる直前の高揚した雰囲気は
あぁ、来てよかったと思ったのでした。
それにこのような歌劇場は
基本は予約でチケットを取りますが
並べば当日券というものもあり、
立ち見席ですが安価で見ることができます。
場所も後方ですが、上段なので
舞台全体がよく見れて良かったです😀
長時間の立ち見なので
ちょっと足が疲れるのが難ですが
休憩時間もあるので休めるし
歌劇が始まると見入ってしまい
そんな疲れも飛んで行きました😊
そして隣に若い女性が
一人で観に来ていたので、
何となく挨拶をして
「オペラが好きなんですね😊」と言うと
大好きで月に一回は観に来るとのこと。
時々内容も教えてくれました😊
こうやって若い世代にも普通に
受け入れられているなんて
やっぱり本場だなぁ、と
そういう所に妙に感心したのでした😊
その以後からは、少しですが
オペラも聴くようになりました。
そして何より街を歩いていると
教会の鐘が響き、広場のある公園では
午後になるとプチオーケストラの演奏が
聴こえてくる😍
ウィーンは有名なシェーンブルン宮殿も
行きましたが、古い豪奢な建物が多く
スイーツも老舗のカフェで食べたり、
街を散策しながら
建物を見るだけでも楽しかった。
とにかくクラシック音楽が溢れていたのが
とても印象に残っています。
3.オーストリアの音楽家と言えば
ザルツブルグが生家のモーツァルト。
オペラを観てから俄然興味が湧き
生まれた家や広場の銅像などを訪ねました。
ちなみに時期的なこともあったのか
特にここの広場のオープンカフェの
あちこちにミツバチがぶんぶん🐝😱
皆さん全く問題にせず
時々手で払ってくつろいだり
おしゃべりしたり😲
何というか自然と共存してるなぁ🤔
よく雑誌の写真なんかで
ヨーロッパのオープンカフェとか
おしゃれな感じで載っていますが、
現場で見た風景をお伝えしました🧐
しかしここザルツブルグでも
どこかしらから楽器が奏でる
音楽が聴こえてきて、
クラシック音楽を全身で浴びる
心地よい日々だったのでした😊
4.インスブルックはデコラティブな街だった
インスブルックは女帝マリアテレジアの
王宮があります。
ウィーンの王宮より小さいらしいのですが
十分豪華で立派でした。
マリアテレジアは18世紀に
オーストリアの政治をおさめた女帝です。
フランスに嫁いだマリーアントワネット
のママですね😊
王宮の中は豪華な絵画やインテリアで
埋め尽くされ、お腹いっぱいになる程😅
それでも彼女が座って政治を動かしていた
椅子など当時を忍ぶ息吹きを
あちこちで感じることができました。
まだまだ領土争いが絶えなかった頃に
女性達が立役者になって
当時敵対していた国と同盟を結んだ
通称「ペチコート作戦」は圧巻!
同盟の立役者はロシアのエリザヴェータ女王、
フランスのルイ15世の公妾だったらしい
ポンパドゥール夫人。
(横浜の本町に本店があるパン屋さん
「ポンバドゥール」に飾ってある
絵の女性です。
あそこのフランスあんぱん
お気に入りです😍)
この方、今回調べて知りましたが
とても賢い女性だったようで
知恵を絞って出世していき、
国王が政治に関心が薄かったらしく
このような活躍をされたようです。
当時の日本は家康が治める江戸時代。
日本でも側室が政治的に活躍したで
あろうことは洋の東西を問わず、
なのだなぁと妙に納得したのでした🤔
この街は、バロック調建築が多く
正面の屋根が金ピカの建物や
ヘルプリングハウスなど街を歩いて
建物を見るだけでも楽しかった😀
5.オーストリアの食、ウィーンのスイーツ
オーストリアの有名な食といえば
薄く平べったくしたカツレツ
シュニッツェルですね。
これは薄いのでナイフで切りやすく
美味しかったし、横に付いている
マッシュポテトがクリーミーで
美味しかったのはよく覚えています😀
正直、その他はあまり記憶に無く
その代わりにスタンド形式で
道端で売っていたホットドッグ😍
ソフトフランスパンの真ん中を
鉄の棒みたいなもので穴を開けて
グリルしたソーセージを差し込んで
ケチャップとマスタードで食べる
屋台食なのですが、
これがとびきり美味しいのです😍
パンはシンプルながら
とびきり美味しいソーセージを
引き立て、もっぱら朝食で
利用していました😍
あとはパン屋さんでパンを買って
デリ惣菜屋さんで色々なサラダや
酢の物なんかをチョイスするのも
楽しく、それを持って公園で食べたり。
安くて美味しくてこれは正解でした😀
そして忘てはいけないウィーンのカフェ☕️
当時は現代風なカフェより
重厚な老舗タイプのカフェが多く
ベタですが大好きだったザッハトルテを
本場で食べる時は感動しました😍
一緒にもちろんウインナコーヒー
(アインシュペナー)も合わせて😍
ザッハトルテは、ずっしりした味で
チョコレートコーティングの舌触りが
少し荒めの印象でしたが、
付いてくる生クリームが甘くなく
一緒に食べてちょうど良い感じ🤔
そこに挟んである杏ジャムの
甘酸っぱさがアクセントになってグッド😊
何というかオーストリアのスイーツは
味も甘さ控えめだったり
ガツンと重く甘かったり
デコレーションもシンプルで好きです😍
他にも薄いパイ生地で煮りんごを巻いた
(アプフェルシュトュルーデル)🍎も
素朴な味でどこのカフェにもあり
美味しかったです😊
スイスで堪能したので
チロル的な風景の場所へは
行きませんでしたが、
知らなかったクラシックの世界を
少し覗き、午後になると
聴こえてくる演奏や
街を歩くと聞こえる教会の鐘の音。
ヨーロッパと言えば
フランス、ドイツ、イタリア、スペイン
などが有名な気がしますが、
オーストリアも素晴らしい場所でした。
歴史を感じさせる建物が多い
ヨーロッパは、
まだ行ったことが無い
他の国も是非訪れたい
大人が行って楽しめる
場所だと思います😊
以上、オーストリアの旅のお話でした。
ここまで読んでいただき、
ありがとうございました😀