蟹🦀と言えば何が思い浮かぶでしょうか?
ズワイ、タラバ、毛ガニなど色々ありますが
調べると大きく2種類に分けられるようです。
カニ類とヤドカニ類で、
タラバガニはヤドカニ類でした🦀
(ヤドカリと一瞬読み間違えました😳)
私はこれまで食したことがあるのは
ズワイガニ、タラバガニ、渡ガニ、
毛ガニ、花咲ガニ位ですが、
この中では味が濃厚で甘い花咲ガニが
自分の中でのカニ一番でした。
しかしそれを押し退けて一番となった蟹が
今回ご紹介する越前ガニです。
1.東京から福井への交通
福井へは早い順で飛行機、新幹線、高速バス
がありますが、一番安い高速バス以外は
料金も時間も変わらないため
私は新幹線のひかりルートを選びました。
福井へは2018年2月に行ったのですが、
大変な大雪が降った年でした。
2月後半だったと記憶しているのですが
後半だからもう降らないだろうという
予想に反して新幹線の運行すら危ぶまれた中
何とか無事に到着したのでした😌
飛行機は飛行場までの距離、搭乗手続きなどのため
早めに行く必要があるのを計算すると
飛行距離プラス2時間は見る必要もありますね。
飛行機 約2時間半 羽田空港〜小松空港〜バスで福井へ
新幹線 ルート多数のうち二つご紹介
ひかり 約3時間半 東京駅〜米原〜
JR特急しらさぎ金沢行きで福井へ
かがやき 約3時間半 東京駅〜金沢〜
JR特急サンダーバード米原行きで福井
※福井までの特急列車はどちらもありました☺️
今度は北陸新幹線にも乗ってみたいですが
乗り心地が違うのかどうか🤔
それでも新しい車両は改良されているのでしょうね😊
高速夜行バス 約9時間 東京駅か新宿駅〜福井駅東口へ
(便によって休憩時間の数で8:30〜10:20と幅広い)
料金は3,800〜7,400円(2022/9/21現在)
各ルート別リンク先を貼っておきますので
ご利用下さい。
バス比較ナビ
2.宿泊先へ
宿泊先はJR福井駅からほど近い
ビジネスホテルに泊まりました。
写真を撮っておらずまたまた
名前を忘れてしまいましたが💦
駅前にも沢山ホテルがあります。
ただ、今はわかりませんが
当時は朝食が取れる飲食店が
少かったと記憶しています。
JR福井駅横にスーパーや
パン屋があったので
翌朝用に購入しておくと良いかもです。
こちらでも北陸の大根おろしでいただく
美味しいおろしそばがあったのですが
冬だったので泣く泣く断念🥹
朝食付きのホテルにすると安心ですね!
3.越前ガニを求めて
いざ!第一目的の越前ガニを求めて
とりあえず調べると越前ガニは三国港ということで
三国芦原(みくにあわら)線の終点、三国港まで
行ってみました。
雪国なので除雪はしっかりされていましたが
それでも所々ソロリソロリ、ざっくざっくと
雪を踏みながら観光案内所で聞いてみると、
「越前ガニは予約制で、予約をしないと
食べられないんですが…」と言われ😱
し、知らなかった!現地に行けば
いただけるとばかり思っていたのに!
大雪の中をここまで来たのにぃ😭と
唖然としていると電話で探してみます
と言って何箇所かめぼしいところに
かけて下さって(本当に親切でした!)
やっと見つけて下さったお店が
宿泊先のJR福井駅近くの和食店でした😂
しかし、何件も断られての幸運でした🤩
越前ガニは解禁日が毎年11/6〜翌年3/20までと
決まっているらしく、事前に要予約必須です!
ということでUターンで戻って
ゆっくり街歩きをしながら
イートインのあったケーキ屋さん パティスリーカンセンドウ
このパティスリーカンセンドウさん
調べると2021年1月にお隣の和菓子屋さんと
統合されたようです🥲
村中甘泉堂さん 福井県福井市中央1-21-24
JR福井駅より徒歩10分程
福井の和菓子と言えば、
板状になった水羊羹が有名ですが
羽二重餅も有名ですね。
絹織物を模したシンプルな餅菓子ですが
フワフワむにゅむにゅした食感が
モクモクの雲を食べたらこんな感じだろうか
と思ったりします。
雲は気体なのでむにゅむにゅはしませんけど😂
さて、予約していただいた「らでん」さん
というお店に夕方になって
るんるん♪ふんふん♪と向かいました🥳
お店の中はほど良い感じに照明を落としていて
良い感じを受けました。
カウンターに案内されてメニューを選び
待っていると注文した日本酒が素敵な器で☺️
軽くて飲みやすいのを、と注文したのですが
美味しかったなぁ😋
そして来ましたジャジャーン!
一人だったのであとはサラダと
おすすめのお刺身をいただきました。
このお刺身はへしこと言って
鯖のぬか漬けしたもので
結構塩味が聞いていました。
まさにお酒のあてにピッタリ。
身が締まって鯖の味が凝縮された感じで
通常は大根の千切りと一緒に食べるようです。
塩分が気になる方以外にはオススメです!
そしてジャジャーンの後に食べやすく
解体して戻ってきた越前蟹。
どんなお味かな?と足から味見をすると
その味はとても淡白でそしてとても
お上品で繊細な甘味でした〜🥰
花咲ガニが濃厚で野生的だとすると
全く対照的でこんなに違うの?と言う程
カニと言っても一括りできないのだなぁと
ビックリしました。
食べやすいようにちょうど良い場所に
切り込みが入れられていて
そんなに特大サイズでは無いにせよ
一人で食べ切れるかな?と心配でしたが
ゆっくりしっかり味わっていくうちに完食😋
今これを書きながらあの時の感覚を思い出して
幸せな気持ちになります。
ほろ酔いをしながら、こんな食事をするなんて
大人になったなぁと感慨深い夜でした。
らでん 越前ガニと旬のお料理
〒910-0006 福井県福井市中央1−2−1 ハピリン1F
JR福井駅を背にして左へ 斜め前方すぐです。
翌日のお昼にいただいた
天ぷらそばも美味しかったです。
普通のお蕎麦屋さんでしたが、
奥に鶴のオブジェがある内庭が良い感じでした🥰
つるき 本店(県内に支店が沢山あるようです)
福井県福井市中央2-4-31
4.憧れの恐竜博物館…
夏になると開催される恐竜展🦕に
小学生男子に混ざって並んで行く程
恐竜好きな私は迷わず恐竜博物館を予定に入れ
途中の永平寺にも寄ろうかなと考えていました。
現地へは勝山永平寺線で
終点の勝山まで行くのですが、
何と大雪の影響でこの線は運休に😱
こればっかりは致し方ない、
またおいで、と言うことだなと思い直し
痕跡だけでも、と写真を一枚。
何メートルもある動物達が歩き回っていた世界
ジュラシックワールドのような世界が
地球上にあったと思っただけで
歴史とロマンを感じてしまうのでした。
興味の無い方はスルーして下さい😁
5.雪国の街歩き
東京でも雪が積もる年は結構あるので
履きやすく歩きやすいスノーシューズを
探していたのですが、なかなか
気に入ったものが見つからずにいたので
そうだ!雪国に行けば
良い物が見つかるのでは?と思って
福井の人々の足元を見てみると
これが意外にスニーカーが多かった。
やはり特に街中はしっかり
除雪されているのもあるのですが
何メートルも降って除雪して
積まれた雪の高さが半端で無いのに
さすが地元っ子だなぁ、と
しきりに感心したのでした。
靴屋さんで聞くとやはり降り積もる時は
もっぱら長靴だとのこと。
それでも気に入ったスノーシューズを
見つけたのでそこはやはり雪国でした。
東京では見かけないデザインで
今でもお気に入りです。
できればもっとあちこち
行きたい気持ちでしたが、
脇道にうず高く積まれた
雪の高さにお〜!と感動したり、
サラサラの雪の上を
ザクザク踏み歩くのは
童心に帰ったようで
それだけでも楽しく🥰
北陸の冷たく澄んだ空気は
やはり現地を訪れて
知ることのできるものですね。
そうえいば松葉ガニって食べたことないな、と
冬の旅行を計画していた時に
ふと思い出して行った
とにかく越前ガニを食しに行く
そんな旅でした。
調べると京都や鳥取などでは松葉ガニ、
福井では越前ガニと言って
同じカニの種類でした。
ちなみに松葉ガニのタグはグリーンです。
カニはタンパク質、タウリン、
ビタミンB、マグネシウムなど栄養価も豊富。
ちょっとカニ🦀を食べに北陸へ。
そんな旅も粋な大人の一人旅ですね!