👣数年前の旅ですが、萩へ行きました。
『萩の旅リスト』
旅のブログはとっても沢山ありますが
私の旅は、あちこち沢山回るというより
ある程度お目当ての場所だけ調べておいて
そこを訪れたら、あとは行った先で
気の向くまま歩き回るスタイルです。
なので沢山の観光地のご紹介は出来ませんが、
交通手段などはなるべく詳しく
ご紹介するようにします!
まずは東京から萩市への行き方です。
今回の目的は城下町を練り歩くこと
城下町へは東萩駅から循環バスが出ていたので、
飛行機 羽田空港〜萩・石見か山口宇部空港〜バス〜東萩駅
新幹線 東京駅〜新山口〜東萩駅
高速バス 東京駅〜萩バスセンターです。
新幹線でも4時間を過ぎる長距離でした。
飛行機が2時間程なので
このルートを考えたのですが
乗り換えが多く、方向音痴なので
乗り遅れると困ると考えて
一番単純な(そして安い😆)
高速バスルートで行きました。
約15時間とかなり長時間でしたが
夜行バスで、何度もある休憩時間は
なるべく足を伸ばすようにしたせいか
全く問題ありませんでした。
ただし50代を過ぎてからの旅では
私もバスの長旅は躊躇するので、
時間に余裕があれば飛行機をオススメします😊
東京駅の高速バス乗り場は
八重洲口出てすぐにも沢山ありますが
行き先、バス会社によっては
離れた場所にもあります。
特に夜行バスは、八重洲鍛冶場駐車場
という乗り場があり、当時の萩行き
萩エクスプレスもここから出発しました。
(※丸の内鍛冶場駐車場はまた別の場所です!)
八重洲口を出て中央の信号を渡り
向かい側の道を左へずっと行くと
あります。
小さいですが中に自販機や
椅子のある待合所もあり
トイレもあります。
バス会社や便によっても違うようなので
一応、高速バス検索サイトのリンク先を
載せておきます。
ついに萩に到着し、予約しておいたホテルへ。
萩ロイヤルインテリジェントホテル -宿泊予約なら 【Yahoo!トラベル】
迷いようが無い、東萩駅の真横のホテルです!
大きなビジネスホテルですが、大浴場もあり
従業員さんの対応も良かったです😊
どんな場所だろうとワクワクしていた萩の駅
東萩駅は良い意味で観光地っぽい派手さが無く
落ち着いた静かな場所でした。
駅は広くて観光案内所もありますが
看板以外はサッパリしていて
当時は拍子抜けしましたが
今思うとそれもまた魅力でした。
1.松下村塾、松陰神社
東萩駅前の停留所から100円で観光地を回る
「萩循環まぁーるバス」に乗り、
東回り「松陰先生」コースで向かいます。
「松陰神社前」で下車してすぐに神社があって
奥に進むと松下村塾です。
歴史上の実在の人物たちがここで
熱く議論したのだと思っただけで
タイムトリップしたようで感慨深かった🥹
とても小さい建物でしたが
大きな志を持った当時の青年達が
目の前を行き交うようでした😊
感動の訪問だったのを
これを書きながら数年経っても
鮮明に思い出します!
2.吉田松陰誕生地跡
ここは跡地なので四角い枠だけですが
と〜っても小さくてビックリ😳
昔の人は小さかったようですが
どうやって家族がこの枠の中で
寝起きしていたのか謎のサイズ感です😵💫
ただしとても見晴らしの良い高台にあって
どんな気持ちでこの景色を見ていたのだろう
と、しばし佇みゆっくりと後にしたのでした…。
3.萩焼
東回りコースは、萩焼の窯元や
萩焼のお土産屋さんにも行けるので
陶器が好きな方は楽しめます😊
萩焼は陶器の中でも見た目は厚みを感じますが
持つと軽くて素朴な色合いがお茶の色を引き立て
私も好きだったので湯呑みを買って楽しみました。
が、割ってしまいました🤣
4.城下町
城下町へ行くには、観光バスの
西回り「晋作くん」コースで回ります。
東西回りで両方通る停留所で降りて
乗り換えます。
私は萩市役所まで行って乗り換えましたが
萩駅などいくつかあるのでバスマップを見てから
回るルートを決めると良いです😊
もしくは観光タクシーを手配して
回るのもアリですね!
城下町は人気の高い高杉晋作氏や
桂小五郎(後の木戸孝允)氏などの
お屋敷があるので人通りも多かったです。
やはり位の高かったお家出身の
高杉晋作氏のお屋敷は
段違いで広く、立派でした。
次に薩長同盟を可能にした
桂小五郎氏のお屋敷
こちらも立派なお庭のあるお宅でした。
何と言っても小学生位の頃に書いた
という書がこちら
幕末と言うと坂本龍馬さんがダントツの人気ですが
個性的だったと言われるだけあって残っている
手紙などの字はかなりのクセ字です。
またそこが魅力なのでしょうけれど☺️
坂本龍馬さんが結び役という
重要な役を果たした薩長同盟ですが、
敵対していた藩同士の
薩摩(現鹿児島)の西郷隆盛氏、
長州(現山口)の桂小五郎氏の
心意気あってこそだったと思うのです✨
自分達の小さい地域だけではない
日本という広い視野を
持っていたからこそ
成し得たと考えます。
藩という組織の持つ重要さが
とても大きかった時代です。
しかし歴史の転換期には
こういう傑物が生まれるのですね😌
翻って今は、更に大きい世界や
地球規模の視野が求められている。
そんな風に広く考えていけば
小さな違いや争いなど
起きないのではないでしょうか🤝
などと考えたりするのです。
自戒を込めて🙂
5.食事
さてさて、旅の醍醐味は
ご当地でいただく地域食です🍊🐟🍶
城下町は萩駅の方なので
食事は萩駅周辺の方が多かったです。
山口と言えば海産物のフグ、牡蠣や
街灯にもなっていた夏みかんなどありますね。
イカソーメンも有名です🦑
北海道も有名で美味しいですが
山口の🦑も極細にカットされていて
食べやすくとっても甘味がありました☺️
資料は写真しか残してなく店名を忘れました😅
何と言っても萩での食事中に感じたのは
うどん屋、道の駅のレストラン、定食屋
どの種類のお店に入っても
とにかく従業員さんの動きが良い!
なのでどこに入っても
気持ちよく食事が出来ました!
働く人が皆、嫌そうでは無く
それは見ていて気持ち良い感じに
よく働くのです。
私は日頃もそういう所をよく見る方ですが
こんなに皆が皆働いている姿を
見ているだけで気持ち良かった
場所は初めてです。
一番感心した所でした🥰
特に日本のサービス業は
時として過剰になりがちですが、
地方は職場が限られている
事情を差し引いても、
恐らく気持ちよく働ける
環境なのだろうと感じたのでした。
大事な事だし、ステキだと思いました😃
よくあるツアーでは萩、津和野や温泉、
広島なども含めたものが多いですが
とにかく萩へ行きたかった。
日本の近代史で幕末好きは多いですが
私は長州の吉田松陰さんがお気に入りです。
松下村塾という学び場で
幕末の志士たちに多大な影響を与え、
身分制度が厳しかった頃に
どんな人も分け隔てなく受け入れた。
この時代にこんな人がいたのだ
ということに驚きました。
更に一人一人の良い所を伸ばし
何より周りに影響を与える程
強い情熱を持ち続けた、
まさにあの時代に必要だった人だ
と思っています!
旅の記事より幕末時代の
自分の感想も多かったですが😅
自分の関心のある場所は
また格別ですね。
それでは、日本の夜明けを信じて
生きた幕末の青年達に
想いを馳せた萩の旅のご紹介でした。
今後もじっくり歩きながら
感じたことなどを綴ってみるので、
同じくゆるりとした旅が好きな方が
旅先での感じ方の違いや共通点を
楽しんでいただけたら幸いです😊